2016年12月31日
2015年は人に振り回された1年だったけど、2016年は人のことなんかかまわずに、自分のやりたいことだけをやり、言いたいことだけを言い、見たいものだけを見た。
そしたらすごく充実した1年になった!新しい人間関係も築くことができ、新しい世界が拡がり、新しい仕事も増えた。新しい恋人もできた。なにより、お金の心配をすることもなくなった。それがすごく安心した。
心を開いて、笑顔でいた。笑顔でいられない日は、ひとりで過ごした。でもきっとまた、笑顔に戻れるって信じてた。
私のことを見守ってくれて、たまに叱ってくれる人がいる。本当にうれしいし、ありがたいと思う。感謝しかない。私はまだ、そういう人になれていないかもしれないけど、でも近いうち、自分もそういう人になれるって信じている。
私が笑顔でいれば、あの人も笑顔になる。
2015年はつらかったけど、それを糧にがんばったから、今の自分があるんだと思う。私は私で良かった。安心した。
2017年は、さらに飛躍の年にする!まずは、カウンセラーとして独立・開業を目指す。これからもよろしくお願いいたします。
来年で16年目
当時、ポストペットというメールサービスが流行ってて。それをインストールしたのは元彼なんだけど、そのツールを使って出会ったのが元夫。
音楽好き仲間を集う場所で「こんな映画が好きです」と自己紹介。ペットの名前も飼い主の名前も、相当マニアックでないと気づかない名前だった。
興味本位でメールを出した。すぐに返事が来た。住んでいるところは、自分の家から電車で30分ほどのところだった。
駅で待ち合わせをしたところ・・・同じ電車に乗っていたらしく、プラットホームで「それっぽい」人を見つけた。絶対にあの人だ!!・・・その人だった。
映画を見て、そのまま原宿へ行って、ご飯を食べて別れた。その時私は元彼の失恋を引きずって心療内科に通っていた。人生で最も傷ついていた。元夫との初めてのデートは笑いっぱなしだった。こんなに笑ったのは本当に久しぶりだった。翌日、すっきりと目が覚めたことを覚えている。
元夫と付き合うことを決めたのはバレンタインデーの日。文字通り、私から告白をした。元夫は「本当におれでいいの?」と訊いた。「いいよ」と答えた。あれ?これ、どっちが告白OKしたんだろ。
それから15年の付き合いになる。当時20代だった元夫も、来年厄年だな~。本厄!月日の流れはおそろしい。
女とオンナ
友達と会ってたーーーっくさん、話をしてきました。
ちょうど、友達も、自分の性について思いめぐらせている時期で、ふたりそろって、そういった話をしたり聞いたり。楽しかったあ。
彼女は彼のことも知っていて、彼とはわたしよりも長い付き合いなので、わたしの視点では気づかなかった彼のことを話してくれました。それでだいぶ気が紛れた。
先日のお茶会でもそうだったけど、自分の話をまるっと受け入れてくれる人がいるのは本当にありがたいと思った。感謝しかない。凝り固まった視点をほぐしてくれる。否定もしない。わたしも、相手の話を聞く上で、それは気をつけていることだ。「それは違うよ」と否定してくる人は、案外多いからね。
彼とのこと、あらいざらいしゃべったのは今日が初めてだった。彼女は大切な友達なので、あらいざらいしゃべることで嫌われるのをわたしがずっと恐れていたからだった。彼女は全部受け入れてくれた。もともと、わたしの彼への思いを知っていた、というのもあるだろうけど、醜い感情も全部聞いてくれた。同感してくれた。それがうれしかったし、とても安心した。
「オンナの部分を忘れたくないよね」「枯らしたくはないよね」・・・そんな話をした。「オンナ」を強調すると、男は逃げて行く傾向があるけど、それでも自分の生まれ持った性を、ないがしろにはしたくない。
今まである意味、ないがしろにしていたから。この年になってようやく向き合えるようになった。そうしたら、「女」としての人生は、母親からの影響が強いけど、「オンナ」としての人生は、父親からの影響が強いことに、ほんの最近気が付いた。フリルとリボンを身に付けさせず、スカートもあまり穿かせたくない、そういう父だったと、母は言っていた。そういったことが、知らず知らずわたしの中に沁み込んでいたみたい。「オンナとして見られないようにすること」。
だからって、自分の性を両親のせいにするつもりは一切ないよーーー。
親子関係は仲が良くても悪くても、自分の人生に影響を与えるね・・・。
明日はクリスマスイブ。彼に声をかけたら会えることになった。彼女はいいのか?やっぱり彼女じゃないのか?果たして。
復縁、無理
いくつかメルマガを購読しています。
大きく分けて、趣味の(というかわりと本気で学んでいる)占星術と、最近ようやく向き合えるようになった女性性・恋愛関係のふたつ(みっつかな??)
昨日届いた恋愛系メルマガで目を引いたのが、「復縁したいなら音信不通になれ」というもの。そこまではわかるんだけど、「SNSで発信してはならない」というのにはびっくりした。
復縁するために、そこまで自分の行動を制限しなきゃいけないのかー。
自分の行動を制限してまで、別れた彼と復縁したい人もいるだろう。そういう人をどうこういうつもりはない。ただ、それを見て「わたしには無理だあ」と思った。
付き合いは彼だけではない。彼との共通の友人・知人もいる。そういった人たちの前でも「死んだように」ならなくてはならない。無理無理。
まあ別アカウント作ったり、完全に「死んだように」なる必要もないんだろうけど・・・その手間が『面倒』と感じるようじゃ、復縁なんてできないだろうなあ、わたしには(汗)。
そもそも、縁はその時の自分に必要不可欠なもので、その縁がなくなってしまったのは、自分に必要なものではなくなった、という考えがあるからだろうな。と、いま書いていて気づいた。今まで楽しく過ごしてきて、その時間がなくなってしまうというのは、とても寂しいことだけど。
今ね、自分にイライラしてる。彼からの連絡を待ってる自分がいる。そういう自分、どうしてもカッコ悪いって思ってしまう。でもここで誘うと、「忙しい」って言われるのわかってるし、言われたら傷つくのもわかっているから、ここは何もしないほうがいいんだろうなあ・・・。
なんにも考えずに誘って、ふたり仲良く過ごしていた時間が懐かしい。
けどその時は、「もっとゆっくり会う時間が欲しい」って常に思ってたんだよなあ。
このないものねだりな自分、どーにかしたい!
愛憎
昨日、彼をころした。脳内で。
最初は彼にとっていちばん大事な手を、そして胸を、下腹部を、足を、背中を、最後に首を。ぐさぐさぐさぐさ、ナイフで刺して。苦しめ、苦しめ、苦しんでからしねって。そう思いながら。顔は傷つけなかった。長いまつげが大好きだから。それを見つめていた時がいちばんしあわせだったから。彼は傷だらけの血だらけで、そうしてわたしも泣きました。大きな声で。たくさんたくさんしあわせな気持ちをもらって、同じくらいたくさんたくさん傷ついてた。昨日、彼を脳内でころして初めて気づいた。わたしこんなに傷ついていたのかーって。
よく、スピリチュアルな話では「うまくいっていないときほど、彼を思いましょう。愛を送りましょう」みたいな話聞くんですけど。それでうまく行った話も山ほど聞くんですけど、たぶん、上手くいってない話の方がそれ以上にあるんじゃないかと思う。表に上がってないだけで。たぶんね。
現実世界で上手くいってないのに、想像の世界でそんなご都合主義できるかーーーーーい!!!!!!
現実世界のひどい彼がちらついて、恋人同志のように脳内では振舞えないよ。少なくともわたしはそう。
うまくいかないから、どーーーーーがんばってもうまくいかないから、思い切って彼をころしてみた。ぐさぐさぐさぐさ、刺してみた。そうしたら自分が泣けた。現実では泣けなかった。脳内で、大声で、泣いた。
彼と付き合い始めてからずっと、傷ひとつつけるのがこわかった。現実ではもちろん、脳内でも。だから脳内でころしたのは昨日が初めて。タグ付けされたFacebookがキッカケで。仕事とかライフワークとかで忙しい忙しいって言いながら、でもオンナと会っていた。たぶん彼にとってはそれも『ライフワークのため』なのだろう。彼女かもしれないけど、彼の性格上、それは信じ難かった。それでも、オンナと会う時間があるならわたしと会ってほしかった。そういう悲しい気持ちになった。だからころした。わたしの思いを返せ。わたしの気持ちを返せ。わたしを、返せ。
初めて彼に嫌悪感を持った。もしかするともうわたしは彼に触ることができないかもしれない。そう思った。まだわからないけど。てか、彼の方がもうわたしに触りたくないのかもしれないけど(誘ってもスルーされてるし!)。会って聞くこともできない。そもそも会えない。というか、会いたくないかもしれない。そんなことを思う自分がとてもさびしい。
彼を脳内でころしたら、彼に彼女ができた夢を見た。当然だ。あのオンナが彼女だ。その夢の中で、彼は彼女に誠実だった。毎日車で送り迎えをしてるって。彼女のことが本当に好きなんだって。誠実。わたしが彼に求めていたことかもしれない。
許せば彼は帰ってくる。そう思って数年が過ぎた。でも許しすぎたのかもしれないね、許しすぎたら、帰ってこないのかもしれないね。
3時間だけ寝て、仕事。
ラッシュの中、もみくちゃにされながらウトウトしてたら、わたしは彼に抱かれていた。あのときの、わたしのことを好きだと言ってくれていた時の彼だった。やさしくわたしに触ってくれた。キスをして、からだを重ねた。ふたりでたくさん、笑いあった。そうして目が覚めて、わたしは愛に満ちていた。目に見えるすべてのことにやさしくすることができた。
わたしにとってセックスはそういう手段だと思った。しっかりと自分のからだを感じられる。愛を与えられる。満たされる。だから元夫との10年に及ぶレスは、苦痛であり情緒も不安定な毎日だった。「カップルカウンセリングに行きたい」勇気を出して言ったわたしに向かって元夫は「やだよ」と笑いながら言った。絶望を知った。そんなわたしを、彼が救ってくれた。現実世界では不倫と呼ばれることだったけど。
救い。
救われたい。
救いたい。
わたしは彼と、もしかすれば他の誰かと、またからだを交わらせて、愛し合いたい。ただひたすら、安心して眠りたい。本当は、彼のことも誰のことも、ころしたくはなかった。
逃げ場所
パートナーとのことを書いて、自分を解放しなさい。
・・・と、とある人から言われました。パートナー。思い当たる人がふたりいます。一緒に暮らしている人から、まずは書こうかな?と思いましたが、どこから書けばいいかわからないぐらい付き合いが長いし、いざ書くとなると気が重い。
となると、もうひとり。
わたしが深く関わる人は、どこか不思議な人が多いです。彼もそう。わたしから見ればフツウだけど、友達から見ると不思議だったり、面倒そうだったり、関わりたくない人だそう。
そういえば、初めて付き合った人はバツイチで性犯罪歴のあった人でした(別れてから知った・・・)。大人になってから、中学生の女の子とHしちゃったんだって。
まあそいつはいいとして。彼とはとある場所で知り合って、しばらくはネット上での付き合いが続いた。当時わたしは結婚していたし、彼もそれを知っていて、たまに会う場所から一緒に帰るだけで「プチ浮気」とか言っちゃうくらい小心者で、気を使ってくれる人だった。
それが、いろいろあって一緒に車で出かけるようになって、彼にキスをされてから始まった。
そのころ元夫とはレス状態だったから、「あちゃ~~~」な気持ちと「まあいっか」な気持ちがせめぎあってたのを覚えてる。でも単純にうれしかった。もうわたしはオンナとしての人生を生きられないと思ったからね。
オンナとして求められて、もう数年が経った。そのあいだに離婚もした。わたしの気持ちが彼に傾いている一方で、彼の気持ちはこっちに向いてこなかったなあ。それなりに、がんばったんだけど、彼にとってわたしは彼の逃げ場所であり、たまに行く癒し所であれば、それで良かったみたい。
それ以上もそれ以下も、求められなかった。
そんな彼ともいまはまったくのレス状態。というか、ただの知人に戻ってしまったみたい。わたしにとって、彼はなんだったのかな?と考える。考えてもわからないことなんだけど。
水のような人。とらえどころがない、つかみどころがない、ただ流れるだけの存在。
わたしにとっても彼は癒しであり逃げ場所だった。その場所をいまは失いつつある。それでどうするか?新しい逃げ場所を探してる。
恋愛の悩み
忘年会シーズンですね。
忘れたいこともないし何より呑めないのでめんどうくさいシーズンでもあります。集団でわーっと騒ぐのが、苦手というかつかれちゃう。
んで、昨日は忘年会に参加してきました。ほとんど会うこともなければしゃべることもないメンツだったので、なんとな~く笑って、なんとな~く話して帰ってきました。それだけでもどっと疲れた。
しっかしまー、どこの誰がつき合ってるだの不倫しているだの、そういう話ばかりだったなあ。人の恋愛事情とか、ほんっとーにどうでもいいので、どう反応していいかわからなかった。学生や若いころならともかく、大人になってもこういう話題がいちばん盛り上がるのね~。まあ、頭使わなくていいよね、恋愛話は。
恋愛の悩みもそう。いろーんな種類の悩みの中で、恋愛の悩みがいちばんしあわせ。当の本人は苦しいもんだろうけど、ハタから聞いてると恋愛の悩みがいちばん軽い。
結局はコミュニケーションロスの問題だから、そこさえ解消しちゃえばいいんだもんね。相手に求めることはやめて、自分の時間を大事にすること、自分を大事にすること、そうすれば、恋愛の悩みなんてたいがい解消しちゃう。なんなら新しい出会いにも恵まれて、新しい恋愛が始まる可能性だってある。てか、そっちのほうがよくない???若いころならともかく、もうこの年になったら悩んでる時間がほんっともったいない。
・・・て思いながら、ずっと恋愛の悩みを聞いていた。
わたしも悩んでるっちゃ悩んでるけど、その人の話聞いてると、「あ、わたしのほうが前向き!」て思っちゃった。男に縛られてたらもったいないよ、そんな綺麗なお顔してるのにさ。暗い顔してるけど、それさせてるの、アナタの好きなオトコだよ~~~!!!
・・・て思ったけど言わなかった。よく知らない人だったから。
いい恋愛ができるといいなー。結婚したいっていってたけど、結婚も別にそんなイイモンでもないよ。失敗したから言えるんだろーけどっ。
でも、元夫には感謝してるよ?いまも感謝してます。これからも、ずっと感謝してると思う。わたしの元夫は、そういう人。